偏屈オブザデッド

言葉遊びや鞠投げやその他の悪事について

フランス語受験② 初級からの橋渡し

フランス語は最初から完全に独学だったので、まず受験までに受験レベルのフランス語を読めるように目標設定していました。

 

初級文法・仏検三級までの単語を身につけてからは、仏検二級レベルの文書が読めることを目標にして勉強を進めました。

まずはこの二冊の暗記を進めていきました。

この二冊で、ちょこちょこ出てくる文書は日本語訳ガンガン見ながらも構文とって読むようにしていました。

 

だいたい、必須単語集の二級部分が七割くらい暗記できたかな〜と思い始めたあたりから、長文を読み始めました。

最初はかなり日本語訳見ながらでしたが、構文を取るためにカッコや線引きを行いつつ、長いフランス語の文章になれるよう、ゆっくり読んでいました。こちらの問題集にも、単熟語が載っているページがあり、出てきたものはだいたい暗記していました。

目標が仏検ではなく受験だったので、この本は全部解かずに、単熟語の暗記部分+長文読解問題だけ解いていました。

 

だいたいこの辺りの本を仕上げることができてきたら、受験問題の長文も読めるようになってきました。東大・早稲田ならば長文対策は仏検二級と過去問演習で十分です。

慶應法学部は、問題量が多い上に難しく、長文の難易度も高く、とても構文を掴むのが難しかったです。なので、慶應法学部が第一志望ならば長文読解能力が仏検二級では足りない気がします。

慶應文学部は、出題傾向がとても変わっています。毎年童話が出ます。なので、仏検二級レベルがスラスラ読めるようになった後は、単純過去など、昔の文体にある程度慣れておくこと・童話を読めるようにしておくことが大切だと思います。わたしは、慶應文学部で過去に出題されたこともある、シャルルペローの短編集を一冊読むといったことをしていました。