大量に本を読む人
Filmarksの本版があったら便利だなーと思い最近読書メーターを始めた。
読んだ本を忘れないようにするために始めたものの、かなりの数忘れてしまっており、手始めに今まで読んだ本を登録しようとしてみたものの、これがなかなか終わらない・進まない。
数年前に読んだ本の表紙を見ては内容を思い出し、あ!こんな本だったな!!!一見面白そうだったけど薄っぺらいことしか言ってなかったな!とか感想が噴き出てきてその都度感想を追加していって…という作業のせいで全く終わらない。そんなに読書家というわけでもないのに。
ふと、読書メーターを見ていると、大量の本を読んでいる人は一体どうなっているのだろう、と疑問を抱くことがある。
なぜあんなにたくさん読めるのだろう、
内容によっては速く読むことはできるものの、小難しい内容の本を含め大量に本を読んでいる人たちは、なぜあんなに読めるのかと不思議に思う。
批判家の古代ギリシャの作家ルキアノスという人がいる。わたしのお気に入りの人の1人だ。その人の著作に、「やたらと本を買い込む人」というものがあった。もちろん、やたらと本を買い込む人を風刺する内容だ。内容もよく吟味せずに、手当たり次第に本を買い込んで頭が良くなった気になっている人。やたらと読書メーターの読了本を増やす人。